独立行政法人 労働者健康安全機構広島産業保健
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ストレスチェック制度の効果検証に係る調査等事業報告書(令和3年度 厚生労働省委託事業)

2022.07.26

報告書
第1章 事業の概要
第2章 ストレスチェック制度に関する文献調査
第3章 ストレスチェック制度の効果検証に関するアンケート調査
第4章 ストレスチェック制度の先進事例に関するヒアリング調査
第5章 調査結果のまとめと考察
ストレスチェック制度の実施が事業場に義務付けられてから5年が経過しました。本事業により実施した既存研究を対象とした文献調査、アンケート調査やヒアリング調査によると、ストレスチェック制度は普及・定着し、事業者としては「社員のメンタルヘルスセルフケアへの関心度の高まり」や「メンタルヘルスに理解のある風土の醸成」を、また労働者は、「自身のストレスを意識するようになった」等一定の効果が確認されています。一方で、労働者のストレスチェック受検までにとどまり、集団分析や職場環境改善の実施につながるためのやり方が明確ではないとして、それらがされてない事業場もある等、課題があることも明らかになりました。