独立行政法人 労働者健康安全機構広島産業保健
総合支援センター


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職場で使える「虎の巻」~発達障がいのある人たちへの支援ポイント~(札幌市)

2022.10.28

札幌市では、発達障がいのある方たちが社会で十分活躍できるように、支援の体制づくりに取り組んでおります。
平成21年度には、市内の就労支援関係者によるプロジェクトチームを立ち上げ、自閉症などの高機能広汎性発達障がいのある方への理解を促すことを目的として、一般の職場向けに、発達障がいのある方たちへの支援ポイントをまとめた冊子「職場で使える『虎の巻』」を作製しました。また平成22年度には、市内の生活支援関係者による、生活の場での発達障がいのある方への支援ポイントをまとめた「暮らしで使える『虎の巻』」を作製しました。
この冊子は、わかりづらいと言われる発達障がいの障がい特性と、家族や周りの人たちとの間で起こりがちな、思いの違いや対応法についても、イラストを用いて視覚化しています。
「職場で使える『虎の巻』」は、発達障がい者の働く力が存分に発揮できるよう、実際に発達障がい者の就労を支えている事業所などで支援ツールとしてご活用ください。
なお、カラーユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、さまざまな色覚特性の方が見分けやすいように色使いなどについて配慮しています。

その他、学校で使える『虎の巻』、続・学校で使える『虎の巻』、子育てで使える『虎の巻』もあります(札幌市HP)。

虎の巻のダウンロードについて
個人や周りの方達、支援者などが、発達障がいの理解を深めるためにご活用いただけます。
活用にあたっては、①内容の改変は行わない、②販売等、商用には用いない、③出典元を明記することをお願いします。

※虎の巻に記載している事例、対応方法は、一例です。虎の巻をきっかけに、発達障がいがある方と周りの方が、その方にあった方法を考える、コミュニケーションをとるツールとして活用いただけると幸いです。

札幌市外の皆様へ
「虎の巻シリーズ」冊子版の配布は札幌市民を対象としております。札幌市外の皆様へは配布しておりませんので、あらかじめご了承ください。