独立行政法人 労働者健康安全機構広島産業保健
総合支援センター

コロナ関連では感染者数、病床使用率が、毎日、地域ごとに集計され報道されます。

人々の関心は、ネットの検索件数でランキングされ、私たちは「社会」や「世間」を、そうした目に見える「数字」で把握します。
送り付けられてくる様々な「アンケート」用紙をゴミ箱に入れても、私たちは、ネットやコンビニで買い物をするだけで、データを提供しています。
調査関連の部署でなければ調査を実施することはなく、企業では、専門の業者に委託されことも多いでしょうから、実際に調査を実施した経験のある方は少なく、調査方法について学ぶ機会もあまりないと思われます。

しかし、実査は業者に発注したとしても、調査方法を知らずに計画しても有用な結果は得られません。

調査の企画に携わることはないが、結果を読み、データを参照して、レポートする機会はあるという人もいると思います。
調査をやる人だけでなく、調査結果を読む人にも、調査方法についての知識は必要です。

数字や数式を見ただけで、難しいと敬遠していると、データに騙されてしまうかもしれません。

データが発信していることを正しく読みとるために数学嫌いのための社会調査法入門を。

 

※令和4年4月22日に「調査と統計のマジック～数学嫌いのためのデータの読み方～」を開催いたしました。今回その続きの研修となりますが、

前回受講されていない方も受講いただけます。